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伝統の【うどん】【鬼ひも川】を群馬県館林市から全国にお届けいたします。

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2015/11/02

2015冬 五代目のうどん談義


(こちらは2015冬カタログに掲載されたものです。)

 

五代目 橋田高明が「花山うどんの今」を語ります。

 

 

うどん天下一決定戦2015
優勝・三年連続の日本一に

 

 

うどん天下一決定戦 集合写真

 

 

―三連覇効果でひもかわが脚光を浴びていますね

 

8月に代々木公園で開催された日本最大級のうどんの祭典「うどん天下一決定戦」で花山うどんの鬼ひも川が三連覇を果たしました。優勝により花山うどんブランドだけでなく、群馬の郷土麺「ひもかわ」が全国でも有名になり、群馬県にも貢献することができました。応援してくださったお客様や支えてくれたスタッフと家族に感謝しています。

大会には娘や息子が駆けつけ、鬼ひも川を平らげて投票してくれました。現在、息子は小学6年生ですが、美味しいうどんを振る舞ってきたせいか、うどん好きに育ってくれました。ひそかに六代目になって欲しいと願っているのですが、息子自ら、花山うどんの紙袋やタオルを学校に持参する姿を見ているとその日も遠くないような気がしています。

 

 

―鬼ひも川はどのように作られていますか

 

鬼ひも川 調理イメージ

うどんの素材と言えば小麦です。小麦もどんどん新しい品種が開発されているので、国内外の新種小麦を取り寄せ、どんなうどんが出来るか常に研究を重ねていま す。鬼ひも川は国産小麦を100%使用し、バニッシュループ製法という乾燥法を繰り返すことで熟成が促され、モチモチとした食感に仕上がっています。この 過程だけでも通常の4倍の手間暇がかかるので、効率重視だったらとても無理かもしれません。難題にも真摯に向き合うスタッフがいるうどん店だからこそ出来 た商品だと思います。スタッフには新商品開発の際にも助けてもらっています。

 

 

 

 

―新商品のかりんとうは五代目女将の発案だそうですが

 

スタッフ同様に小麦を知り尽くした五代目女将が、まかないのおやつとして作っていた国産小麦使用のかりんとうを商品化しました。国産小麦はかりんとうに向かないのでかりんとうの多くは外国産小麦を使用しているのですが、あえて群馬県産と北海道産の小麦を配合し、サクサクとした新食感が楽しめるかりんとう「さくさく花鈴(かりん)」を作りました。フレーバーは、花山うどんのつゆの返しを使用した「甘いだし醤油」と、沖縄県産黒糖ときな粉が素朴な味わいの「黒糖きな粉」、群馬県で親しまれた名物おやつの味を再現した「焼きまんじゅう」の3種類です。素材本来の味を楽しんでいただけるよう化学調味料は一切使用していません。パッケージデザインにもこだわり、大正ロマン風に仕上げてみました。館林にある直営店と先日完成したばかりのネットショップでも購入可能です。花山うどんスタッフに長年親しまれた美味しさをぜひお試しください。

 

 

花山うどんを支えるスタッフたち

 

古き良きものを守りつつ革新的
株式会社花山うどん 飲食部 伝統の味を守る職人
木村怜美

 

花山うどん飲食部 木村怜美

 

普段は本店食事処で調理を担当しています。大会では3年連続で肉を仕込んでいますが、全てのポジションを経験しているので、誰かが抜けてもちゃんと回るように全体を管理していました。テントの中は暑くて辛いけれど、チームワークがよいので毎回楽しかったです。3年連続勝利を勝ち取って、誇れる会社の一員であることを実感しています。

 

 

 

 

見えないところで花山うどんを支えることが仕事です
株式会社花山うどん 五代目女将
橋田恵里香

 

花山うどん五代目女将 橋田恵里香

 

三代目の義祖父が他界したのを機に、家業を継ぐ決意をした五代目とともに花山うどんを支えてきました。縁あって老舗うどん屋の嫁になりましたが、スタッフを率いて大会三連覇という偉業を成し遂げた五代目を尊敬しています。花山うどんを通じて沢山の方と繋がることができましたし、最高のスタッフと仕事ができて誇りに思います!五代目とともにうどんという日本文化を海外に広めたい!そんな想いでいっぱいです。