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2024/04/01
鬼と狸のうどん伝説
にっぽん嘘話【鬼と狸のうどん伝説】
むかし むかし ひも川という 川の岸に
1匹の 鬼が 住んでいました
鬼は 村人と 仲良くしたいけれど
村人から 怖がられてしまいます
「どうしたら 仲良くなれるかなぁ……」
鬼は 友達のタヌキに 相談しました
「そうだ
ぼくが 村の人を お花見に さそうから
鬼くんは おいしいうどんを 作ってよ
きれいなお花を 見ながら
おいしいうどんを いっしょに 食べたら
きっと 仲良くなれるよ」
ツツジの花が 山のように たくさん咲いた
ひも川の ほとりに
おどる タヌキに 連れられて
村人たちが おおぜい 集まりました
「おいしい うどんだ ぽんぽこぽん
ツツジも きれいだ ぽんぽこぽん
みんなで 行こうよ ぽんぽこぽん♪」
鬼は いっしょうけんめい
うどんを 作ります
けれども 大きな 大きな 鬼の手では
じょうずに 細く 切れなくて
とても 幅が広いうどんに なってしまいます
「こまったなぁ
人間の 小さな口に 入るかなぁ……」
鬼は ドキドキしながら
村人たちに 幅の広いうどんを 出しました
「これはすごい!初めてみるうどんだ!」
「うどんの味を 口いっぱいに 楽しめるぞ!」
「力持ちの鬼が 打ったから すごくコシがあるね!」
鬼の幅広うどんは 村人たちに 大好評で
お花見の宴は 大盛りあがり!
鬼は タヌキと 村人たちと
仲良く 暮らしましたとさ
めでたし めでたし
花山うどんの「鬼ひも川」と「狸のどんぶり」は
この伝説にちなんで誕生いたしました、、、
というのはエイプリルフールのウソで、
そんな伝説はありませんが、
コシのある幅広うどん「ひもかわ」
ツツジの花が山のように咲く「花山公園」
茶釜に化けた狸が人気者になる昔話「分福茶釜」
は、本当に昔からの群馬の名物・館林の名物です。
花山うどん名物、大正時代生まれの「鬼ひも川」
ぜひご賞味ください😋
本日も、嘘偽りのない美味しさと、
真心のサービスを全店でご提供いたします!
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