2014/10/20

2014冬 五代目のうどん談義

(こちらは2014年冬カタログに掲載されたものです。)

 

昨日よりもおいしいうどんを目指して日夜奔走する
五代目 橋田高明が「花山うどんの今」を語ります。

 

 

うどん天下一決定戦、完全制覇後の

新たなる目標は究極の乾麺ブランド

 

 

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―五代目の考える新ブランドの構想をお聞かせください。

 

うどん天下一決定戦2014で念願の完全制覇を果たし、花山うどんとともに、群馬県の名産品であるひも川うどんの知名度も抜群に上がり、県に貢献できたと思います。一段落したところで、以前から構想はあったのですが、上質で特別なギフトを!というお客様からのご要望にお応えするため、究極のブランド「高明」を立ち上げることにしました。
「高明」が目指している究極のうどんは、全てが手作業に近く、通常の工程よりはるかに手間暇がかかり、どうしても生産量が限られてしまいます。先代から伝わっている教えは、「決して大量生産するな」です。日本一を獲得するという貴重な経験を通して、その意味を改めて実感しています。でも、その一方で先代を超えたいという想いも強くなっています。先代から教え込まれた技術を駆使しながら、伝統と新たな味を融合させ、花山うどん五代目として今までに無かった誰もが感動する麺作りに挑戦するつもりです。完成を楽しみにお待ちください。

 

―ライバルとして闘ったご当地うどんの店主と大阪にでかけたそうですね。

昨年のうどん日本一決定戦で、花山うどんと接戦を繰り広げたナルト製麺の専務さんと意気投合し、大阪で開催されたうどんイベントに一般客として一緒に参加しました。炎天下の行列に並ぶのは初めてで、先日いらっしゃったお客様への感謝の気持ちで一杯になりました。どの大会にも共通して言えることがあります。大会を制するには戦略も大切ですが、涼しい顔で勝てる訳がありません。最終的に雌雄を決するのは先陣を切る者の頑張りです。今後、イベントに出場する際は、念頭に置いて闘いたいと思います。

 

 

 

花山うどんを支えるスタッフたち

 

麺の厚さにこだわり0.1ミリ単位で試作  藤沢庸平(株式会社花山うどん 製造技術部主任)

 

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うどん天下一決定戦で完全優勝するための課題は売上でした。供給数を増やして売上につなげるには、ゆで時間の短縮が求められます。麺が薄いほど早くゆで上がりますが、薄すぎるともちもち感や噛み応えがなくなる。厚すぎてもゴワゴワして口当たりが悪い。0.1ミリ単位で厚さを調整し、試食を繰り返しながらベストな厚さを決定しました。大会開催中は臨月の妻を実家に預け、無我夢中でゆで続けましたが、優勝して心地よい達成感を味わいました。家族やスタッフに感謝です。

 

 

 

五代目の命を受け、先頭を切ってPR  畑谷俊行(株式会社花山うどん 営業部)

 

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営業として得意先を回ったり、催事で試食販売などを行っています。ときには店頭で接客したり、工場で製造することもあります。花山うどんは皆が戦力で、誰かが倒れても代われるようにトレーニングを受けています。天下一決定戦では五代目からの命を受け、お客様であふれ返る会場で交通整理をしながら声を張り上げPRを続けました。お客様から「美味しかったよ!」と労いの言葉をいただいたのも励みになりましたが、優勝することが出来て、尊敬する五代目の力になれたのが何より嬉しいです。