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2019/10/31

2019冬 五代目のうどん談義

(こちらは2019秋冬カタログに掲載されたものです。)

 

五代目橋田高明率いる花山うどんの今をご紹介いたします。

 

―羽田空港に誕生する新スポットに出店するそうですね

 

 実は数年前から出店のお話をいただいており、皆様にご報告できる日を待ち望んでいました。オリンピックイヤーの来年4月、羽田空港国際線ターミナルに直結して大型ホテルや温泉を備えた巨大な商業施設がオープンします。国際便の発着が増便され羽田は今まで以上に海外からのお客様が行き交う場所になります。私たちが出店する飲食店エリアには日本が誇る食文化を伝える名店が軒を連ね、海外から到着したばかりのお客様を日本食でお迎えします。

 

花山うどん羽田国際空港店 内装イメージ

 

 

麺-1グランプリ 和の中華そば

―羽田国際空港店はどのようなお店になりますか

 

 花山うどんのモットーは”伝統を大切にし、遊び心も入れ、真剣につくる“です。かねてより、うどんという日本と群馬の伝統的な食文化を伝えたいと考える私にとって羽田店は絶好のチャレンジの場です。外国からのお客様に花山流のおもてなしとして、館林の市花「ツツジ」と、「鶴舞う形」とたとえられる群馬県の形から「鶴」をモチーフにしたアートでお迎えします。鶴は幸運の象徴でもあるので旅の安全を祈願する思いも込められています。
 うどんの概念を覆したと高評価をいただき、日本最大級の麺の祭典「麺‐1グランプリ2017」で優勝した銀座店限定メニュー「鬼ボナーラ」のように遊び心がある限定メニューも現在考案中です。

 

―5月に開催された麺‐1グランプリでは凄い反響でしたね

 

 4連覇を狙っていたのですが、3回連続優勝したので殿堂入りしてしまい、招待店という立場で参加しました。今回は麺‐1グランプリ限定メニューとして「和の中華そば」をご提供しました。かつお・さば・群馬県産干し椎茸・熟成蔵囲い昆布・赤城鶏・上州麦豚でスープを作り、花かつおで上品な香りをつけました。和食の技を中華スープに駆使しました。麺は館林産百年小麦と北海道産小麦を絶妙なバランスで仕上げた熟成麺を使用しました。プリッとした食感の中にもちもち感が楽しめ、小麦の味が最大限に引き出せるように仕上げました。お客様の反響も予想以上で初日は2時間待ちの大行列。開店後2時間半で完売しました。長時間並んでいただいたお客様には感謝しかありません。
 これからも美味しいうどんをお届けできるよう全力で突っ走ります。ぜひ応援してください。

 

 

花山うどんを支えるスタッフたち

 

食を幅広く提案し伝統をつたえていく
花山うどん 羽田国際空港店 マネージャー  清水俊介

 

花山うどん羽田国際空港店 清水俊介

 料理が好きでこれまで様々なジャンルの料理や接客に従事してきました。五代目にスカウトされ、「ここで仕事をしたら面白い!」と直感して入社を決めました。今まで食=飲食店という考えだったのですが、贈答用や手土産など、お客様がお相手に感謝や喜びの気持ちを伝えるものでもあると知りました。お店で料理を提供することも大事ですが、お店の味をご家庭で手軽に食べられる商品開発にも魅力を感じています。現在、銀座店で麺茹でを徹底的に学びながら羽田店の開店準備をしているところです。その足がかりとして、シンガポールで開催された食イベントに五代目と参加し、想定外に対応するとともに海外での反応を確かめてきました。羽田店では食を幅広く提案し、伝統を伝えていきます。

 

 

お客様のおいしいがうれしい
正田醤油 東日本事業部第2営業部  富田翔

 

正田醤油 東日本事業部 富田翔

 花山うどん様も弊社も明治時代に館林で発祥した企業としてともに歩んできました。百年小麦を提唱する館林のうどん組合の活動にも一緒に参加しています。弊社の主力商品の一つはつゆです。先日、五代目と商品開発担当の山下様につゆの試作を持参しました。何十種類もあるにもかかわらず、つゆだけを試飲するのではなく全てのつゆを何種類もの麺に付けて試食なさるので、驚いてその理由を尋ねたところ、「麺とつゆの調和が、つゆの美味しさの真価だから」とのことでした。先代から受け継がれてきた、お客様に美味しい物を届けたいという思いが今の花山うどん様にも浸透しているのですね。伝統を受け継ぎ、美味しいものを後世に伝えていく姿勢は弊社と同じ考えであります。