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伝統の【うどん】【鬼ひも川】を群馬県館林市から全国にお届けいたします。

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2021/05/20

2021夏 五代目のうどん談義


(こちらは2021春夏カタログに掲載されたものです。)

(2021年4月20日にオープンいたしました。伊香保石段店  https://www.hanayamaudon.co.jp/ikaho/

 

五代目橋田高明率いる花山うどんの今をご紹介いたします。

 

―伊香保に新店舗をオープンするそうですね

 群馬を代表する観光地の一つである伊香保の石段街に出店できるのはとても楽しみです。
 伊香保石段店は「ひも川うどん専門店」がコンセプトです。ひも川うどんに特化したお店を出すのは花山うどんとしても新しい挑戦になります。伊香保は全国からたくさんの方が訪れる温泉地であると同時に、水沢うどんも有名です。そこにひも川うどんのお店を出すことで相乗効果が生まれ、より多くの方に知っていただくチャンスにもなると考えています。

 

花山うどん伊香保石段店 外観(全体)

 

―なぜ伊香保に出店することにしたのでしょうか

 古き良き日本の風情が残る温泉街で、山と石段が調和したオンリーワンの街並みが幼い頃からとても好きでした。この情緒あふれる街で群馬の名物うどんを出したいと思い、出店を決めました。
 場所は石段街の老舗旅館・横手館様の並びです。とても風情ある伝統建築の老舗旅館で、私自身もとても感銘を受けました。
 この地を訪れる県外の方々に群馬の郷土料理の美味しさをもっと知っていただきたいので、地産地消に力を入れた料理を提供していくつもりです。今回の出店で新たなにぎわいが生まれて、伊香保温泉石段街の活性化にも繋がってくれたら嬉しいですね。

 

花山うどん伊香保石段店 内観 吹き抜け

 

―伊香保石段店はどのようなお店になりますか

 店舗は築100年以上の古民家をリフォームし、街並みに調和させながら随所に現代的な要素をプラスしました。ツツジの柄と群馬の象徴の鶴を再現したステンドグラスと、特殊加工で真鍮を組子にした開放感ある吹き抜けが特徴の大正ロマンを感じる空間になっています。
 限定メニューとして、伊香保温泉の名物である「黄金の湯」と「白銀の湯」にインスパイアされた黄金と白銀のつゆを使った一品を開発しました。黄金は鰹出汁の効いた花山うどん伝統のつゆ、白銀は昆布と群馬県産の椎茸でとった出汁と白醤油で作ったつゆです。椎茸出汁は温度管理や素材のベストな量の見極めが難しく、試行錯誤して辿り着いたスペシャルな一品です。
 また、石段街にちなんだメニューとして、ひも川と鬼ひも川の食べ比べができる「石段合い盛りざる」も提供します。美味しいのは当たり前、目でも楽しんでいただける演出をするのが花山うどんのこだわりです。ほかにも伊香保石段店ならではのメニューを考案中ですので、楽しみにしていてください。

 

伊香保温泉石段街をイメージした器の開発中

 

 

花山うどんを支えるスタッフたち

 

新たな場所で、多くの方にうどんの美味しさを広めたい
伊香保石段店 マネージャー
安部紀昭

 

花山うどん伊香保石段店 安部

 本店に入社し、銀座店オープン時に東京に移って5年になります。この度、伊香保石段店ではマネージャーの立場で新店舗に携わることとなります。
 花山うどんには120年以上の歴史があり、おかげさまで本店のある館林では多くの方に知っていただくことができています。今回新たに伊香保石段街という場所に出店することで、さらに多くの方に花山うどんの美味しさを広められることを楽しみにしています。「また伊香保に来た時は花山うどんを食べたい」と思っていただけるよう、美味しい料理と心を込めたおもてなしでお迎えさせていただきます。伊香保にお立ち寄りの際は、花山うどんにぜひお越しください。

 

 

和食の世界で培った技術で、美味しい料理を生み出す
銀座店 調理担当
深瀬純平

 

花山うどん銀座店 深瀬

 昨年の4月に入社し、銀座店で調理場を担当しながら商品開発などにも携わっています。これまで日本料理、寿司など、ずっと和食の世界で仕事をしてきました。そこで培ってきた技術を活かしながら日々の仕事に取り組んでいます。
 花山うどんは実力を示せばしっかりと評価され、やりたい仕事を任せてもらえる環境です。入社して1年も経たないうちからアラカルトメニューや季節限定メニュー、今度オープンする伊香保石段店のメニュー開発にも携わることができ、とてもやりがいを感じています。早くお店を任せてもらえるよう、これからも美味しい料理をたくさん生み出すことに精進していきます。